ロードレースの応援から生まれた”チーム”

自転車の楽しみは、自分で乗るだけじゃない。

ヨーロッパでの主要ロードレースがライブ放送で見られるようになるなど、日本でもレース観戦人口は増えて来ているようです。国内でもプロ選手が走る国際ロードレースが開催されています。5月の「ツアー・オブ・ジャパン」「ツール・ド・熊野」が終わり、今週末からは日韓合同開催の「ツール・ド・韓国」が熊本ステージから始まります。

これらのレース会場の中で、ひと際目立っていたジャージがありました。5_24_jersey.jpg
白とグリーンをベースとし、アクセントに赤が使われた四つ葉のクローバーがあしらわれたこのジャージ。描かれた「Ali di Nike」という文字はイタリア語で「勝利の女神の翼」を意味するそうです。
このジャージを着ている皆さんは、ともかく明るくて、本当に楽しそうに全身で応援している姿が印象的でした。これは、どこかの倶楽部チームなのでしょうか?

話を伺うと、所属チームとは無関係に、がんばっている選手を応援し、「応援すること」を楽しんで行こうという皆さんが、その象徴としてこのジャージを作ったそうです。このジャージを着用している賛同メンバーは、もうすでに、60名。皆の盛り上がりから”We love road race“というサイトも作成、協力しあって、レース等の情報配信などの活動をされています。

「自転車好きが、ここでつながって、楽しみを共有できる場になれば」とのこと。観戦にこだわらず、ともにイベントに参加したり、乗ることも楽しみ、また、自転車の魅力を伝える活動もしていきたいそうです。

ジャージには”feel the wind  in your mind”というセンテンスもあしらわれており、自転車に乗って楽しむ風と、選手が駆け抜けるときに起こす風、この両方を楽しもうという意味があるとか。
ロードだけでなく、マウンテンバイクやBMXと自転車競技も多様です。“乗る楽しみ”に“観る楽しみ”が加わり、さらにそれを仲間で共有することができれば、楽しみの幅も、また深く、広くなることでしょう。

ジャージに描かれた、もうひとつのセンテンス”Union is strength”、「団結は力なり」のメッセージのように、力を合わせて、自転車の魅力を伝えて行ってほしいですね!