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ハンドサイクル、1200kmへの挑戦!

自転車は足でペダルを回して進むもの…
ですが、足の代わりに、手でを回す自転車に出会いました。

ハンドサイクル。
この乗り物に乗って、東京から福岡まで
1200kmを走るという壮大な挑戦をする方がいます。

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挑戦者は、永野明さん(写真)。

脳性マヒのため、脚が思うように動かないそうですが、
両手でこのハンドルを回すことで前に進むこの自転車で
出身地である福岡まで走り「バリアフリー」の実現を訴えたいそうです。

「TE-DEマラソン2008」と題したこの挑戦は
10月10日に東京日本橋をスタートし、毎日110~140kmを走り、
10日目には福岡のZEPP FUKUOKAにゴールしようというもの。

普通の脚力を使う自転車であっても、毎日100km以上を走るのは、
たやすいことではないでしょう。
ましてや、腕を使ってのこの長旅。
雨や風など気象条件なども考えれば、どれほどのことなのか、想像もできません。

動機は?と伺うと、冗談めかして
「テレビでハンドサイクルで走っている人を見たので、思いつきで」
と笑っていましたが
「2006年に挑戦を決めてから、完走のためのトレーニングは積んで来た」
と語っていました。
現在は印刷会社に勤務され、片道20kmを自転車通勤されているそうです。

バリアフリーがうたわれ始めてから、長い時間が経ちましたが、
本当にニーズにあったインフラが整えられているかといえば、
まだまだ不十分と言えるエリアが多く残されているのが実情でしょう。

永野さんは、この挑戦を通し、障害を持たれた方、高齢者の方に必要なインフラの
整備を訴え、さらに、地方自治体などにバリアフリー整備の
提案をしていきたいそうです。

もう一つ、驚いたのは、このハンドサイクルはドイツ製で、
ドイツでは、市販されているということ。

日本は、いろいろな意味で、障害を持った方が
自由に楽しめる環境整備が遅れているのですね。

永野さんは、障害者スポーツの裾野拡大も訴えて行きたいそうです。

この永野さんの挑戦のサイト「TE-DEマラソン2008」と
TE-DEマラソン中継サイト「モバチュウ
では、動画などを用いた途中経過の更新もあるそうですし、
いろいろな情報が載せられています。
チェックしてみてください。

永野さんは、障害者プロレスを主催しており、
基礎体力には自信があるそうですが、
肉体的にも、精神的にも、ハードな挑戦になることは、間違いありません。
走行ルート上にお住まいの方は、サイトで永野さんの進行状況を確認しつつ、
ぜひ、街頭でのご声援をお願いいたします。

また、支援金も集めていらっしゃるそうです。
永野さんの挑戦を支援したいという方は、ご協力をお願いいたします。
永野さんのこの挑戦、応援して行きましょう!

永野さん走行ルート(予定)
1日目 東京・日本橋ー品川ー川崎ー横浜ー小田原ー熱海(110km)
2日目 熱海ー三島ー清水ー焼津ー御前崎(135km)
3日目 御前崎ー浜松ー浜名湖ー豊橋ー岡崎(120km)
4日目 岡崎ー名古屋ー大垣ー関ヶ原ー米原ー彦根(120km)
5日目 彦根ー栗東ー大津ー京都ー大阪ー西宮ー三宮(140km)
6日目 三宮ー明石ー曽根ー相生ー赤穂ー岡山(140km)
7日目 岡山ー倉敷ー福山ー尾道ー三原ー竹原ー安芸津(130km)
8日目 安芸津ー呉ー広島ー岩国ー柳井ー光市(135km)
9日目 光市ー徳山ー新山口ー宇部ー下関(130km)
10日目 下関ー門司ー福岡(ZEPP FUKUOKA)(100km)